
おすすめの画像素材サイト13選
この記事ではおすすめの写真画像素材を配布する13のサイトをご紹介します。選定基準は以下の通りです。デザイナーも使いやすい高品質・高画質な写真画像を揃えているサイトを厳選していますので、素材探しをしている方はぜひ参考にしてみてください。
無料ダウンロード可能
使いやすいUI
商用利用OK
クレジット表記不要
素材加工OK
Kaboompics | Netflixにも使用されたことがある高品質な写真が使える
https://kaboompics.com/
「Kaboompics」は、商業用途を含めて無料で利用可能な、高品質のストックフォトを提供するサイトです。単発の写真を集めてキュレーションしているのではなく、同じセットで撮影した複数枚の写真をまとめて提供しているため、背景やライティングが統一された複数の写真を入手することができます。このサイトの写真は、Netflixの映画にも使用されたこともあるとのこと。現在33,330枚の画像があり、4,700万回以上ダウンロードされているという実績もあります。ダウンロード時は、オリジナルサイズとは別に、横幅を自由に指定してダウンロードできます。
Jay Mantri | 個人で撮影した高品質な写真を無料提供
https://jaymantri.com/
「Jay Mantri」のサイトは、デザイナーのAjay Mantriさんが運営する無料・商用利用可の写真を提供しているで写真が手に入る写真素材サイ トです。独特な視点から捉えられた、美しい自然や街並などの高解像度写真が多く公開されています。CC0ライセンスのもと提供されているため、これらの写真は商業用途を含め、どのような目的でも自由に使用可能です。
写真AC | 日本人モデルの写真が使える日本のフリー写真素材サイト
https://www.photo-ac.com/
「写真AC」 は、商用利用可能な写真素材を提供する日本のWebサイトです。クレジット表記やリンクも不要で、加工も自由におこ なえることが特徴です。会員数は1,100万人を突破しており、多くのユーザーから利用されています。
提供される写真素材は、人物・ビジネス・生き物・植物・食べ物など多岐にわたり、チラシやポスター、広告や動画のサムネイルなど、幅広い用途に利用できます。加えて、写真ACでは新しいクリエイターの登録を奨励しており、自由に作品を投稿することも可能です。なお、無料会員だと検索が1日4回まで、ダウンロードは1日9点まで(M・Lサイズ/PSD は1日1点まで)の制限があります。
Pexels | 世界中から投稿された写真や動画を提供
https://www.pexels.com/ja-jp/
「Pexels」は無料で利用できる高品質の写真や動画素材を提供する、オンラインプラットフォームです。プロの写真家や ビデオグラファーが制作した素材が多数揃っており、公開されている素材はいずれもCC0ライセンスです。そのため、商用利用可能・クレジット表記も不要のため、さまざまなプロジェクトに自由に使用できます。Pexelsは、キーワードやカテゴリーでカンタンに素材を検索する機能があります。また、投稿型のサイトのため、お気に入りの写真家を見つけて写真素材を入手できることも特徴です。
Pixabay | 4,400万点以上のフリー画像素材を提供
https://pixabay.com/ja/
「Pixabay」は4,400万点以上の高品質なフリー画像素材を提供する大規模なオンラインプラットフォームです。このサイトでは、ロイヤ リティフリーの画像や動画が数多く用意されており、クレジット表記なしで商用利用も可能です。Pixabayは幅広いカテゴリーの素材を揃えており、エディターによるおすすめのセレクションや特定のテーマに基づく厳選されたコレクションも提供しています。ダウンロードはJPEGフォーマットのみですが、4種類のサイズから選択できます。
Unsplash | 多くのサービスで使われる有名フリー素材サイト
https://unsplash.com/ja
「Unsplash」は、カナダのUnsplash, Inc.が運営するフリー素材サイトです。Unsplashに掲載される写真の質の高さは、インターネット上のビ ジュアルソースとして広く認知されています。さまざまな素材サイトのキュレーションメディアとして、多様な写真素材をまとめて確認・ダウンロード可能です。なお、商用利用可能なUnsplashライセンスに帰属する形で利用することになります。エディトリアル・自然・建築&インテリア・テクスチャ&パターン・ファッション&ビューティーなど、さまざまなカテゴリーの写真が豊富に揃っています。
Burst | Shopifyが提供するストック写真サイト
https://www.shopify.com/stock-photos
「Burst」はShopifyが提供する無料のストックフォトプラットフォームで、2万点以上のフリーの高品質画像を提供しています。これらの画像は、個人や商業用途での使用が可能であり、クレジット表記や特別な許可は必要ありません。Burstの素材は、無料であっても5,600 x 3,700px以上の高画質なアイテムが多く公開されています。また無料で商用利用可能な写真コレクションを、さまざまなカテゴリーで探せる点も大きな魅力です。
Gratisography | 一風変わったフリー写真を多く掲載
https://gratisography.com/
「Gratisography」は、ユニークで独創的な高解像度の無料画像を提供する画像素材サイトです。Gratisographyで配布されている画像は個人や商業プロジェクトに無料で利用でき、CC0ライセンスとほぼ同じライセンスが設定されています。(他サイトへの再公開はできません)
カテゴリーは、ユーモラスなものから動物や人物、都市や自然、ビジネスまで幅広く、毎週新しい写真が追加されます。一般的なストックフォトとは一線を画するユニークなビジュアルを提供しているため、とくにポップでクリエイティブなプロジェクトに最適です。
StockSnap.io | 豊富なカテゴリーで使いやすい写真を提供
https://stocksnap.io/
「StockSnap.io」は、CC0ライセンスで自由に使用できる、高品質の無料ストックフォトを提供する素材配布サイトです。素材は毎日追加され ており、著作権の制限やクレジット表記不要なしに利用可能な何千もの画像をダウンロードできます。カテゴリーは花・ビーチ・自然・ビジネス・壁紙・食べ物など豊富に用意されています。トレンドから人気の写真画像を探すことも可能で、デザインのイメージを探るときにも活用できるでしょう。
Picography | 様々なシーンのストック写真を無料提供
https://picography.co/
「Picography」は、美しい無料写真を提供する画像配布サイトです。Picographyが提供する無料のストックフォトは、プロジェクトの用途を 問わず利用可能で、クレジット表記も必要ありません。カテゴリーも豊富に分類されているため、目当ての素材探しもカンタンです。このサイトの写真は、都市の通りや車、ビーチの日の出や日没、カーペントリーの細かい作業など、さまざまなシーンの写真が揃っています。また、Picographyの写真は、CC0ライセンスのもとで自由に使用でき、個人のプロジェクトから商業用途まで幅広く活用できます。
FOCA Stock | 無料のストック動画も配布
https://focastock.com/
「FOCA Stock」は、無料のストックフォトやビデオ素材を提供する素材配布サイトです。提供される素材は、Webサイトや印刷物、ソーシャルメディアの投稿など幅広い用途で使用可能です。素材はCC0ライセンスの下で利用できるため、商業用途にも無料で使用でき、クレジット表記も必要ありません。また、無料のFOCAエディターを使って、SNS用の画像を作成することも可能です。
Startup Stock Photos | スタートアップ関連の写真を探している方におすすめ
https://startupstockphotos.com/
「Startup Stock Photos」は、スタートアップ・オフィス・テクノロジー関連の無料ストック写真を提供する素材配布サ イトです。このサイトでは、とくに企業のプレゼンテーションやWebサイトなどのビジュアルコンテンツに利用されており、世界中で数千万人によってダウンロードされ、何十億回も閲覧されています。Startup Stock Photosは、現代的なオフィス環境やテクノロジー関連の素材を探している方にとくにおすすめです。グリッド型のシンプルで使いやすいインターフェースのため、必要な写真をすぐに見つけてダウンロードできます。
Adobe Stock | 日本人の人物画像も多数掲載 PR
https://stock.adobe.com/jp/
「Adobe Stock 」は数億点に及ぶロイヤリティフリーのストックフォト、 イラスト、映像や音声などを提供するプラットフォームです。写真からビデオ、オーディオまで、商業利用可能な幅広いアセットが揃っています。
Adobe Stockは、サブスクリプションプランやクレジットパックを提供しており、ニーズに応じた柔軟な利用が可能です。カテゴリーも豊富なため、多様なプロジェクトにも理想的な素材が探せます。また、Adobeソフトとの互換性も高いため、PhotoshopやIllustratorなどのAdobeのツールを普段から利用する方は、Adobe Stockを利用することでクリエイティブの効率化が図れます。
なお、ライセンスは「通常ライセンス」「強化ライセンス」「拡張ライセンス」の3種類があり、いずれも商用利用も可能ですが、「エディトリアル専用」と記載された素材データは商用利用に制限がある点に注意が必要です。
画像(写真)素材配布サイト一覧表
各セクションにも利用規約のURLは記載していますので、利用する際は自身でも目を通して使うようにしましょう。
フリー画像素材サイトを使う際の注意点
フリー画像素材サイトは無料で画像が利用できる便利なサービスですが、いくつか注意すべき点があります。画像を利用する際は以下の3つの点を確認しましょう。
商用利用可否について
著作権について
クレジット表記について
商用利用可否について
フリー素材サイトの画像を使用する場合、まず確認すべきなのが「商用利用の可否」です。サイトによっては、個人利用のみ許可されているケースがあります。たとえば非営利目的のブログやSNSでの使用であれば問題ありませんが、企業のWebサイトや販促物など商用利用する場合は、ライセンス違反となる可能性があります。
多くのフリー素材サイトでは、画像ごとに利用規約が設けられています。画像のダウンロードページや詳細ページなどに記載されているため、必ず利用規約を確認するようにしましょう。中には、クレジット表記を条件に商用利用を認めているケースもあります。サイト全体の利用規約に加えて、個別の画像の利用条件もしっかりチェックすることが重要です。
著作権について
フリー素材とはいえ、画像の著作権は撮影者や制作者に帰属します。サイトの運営者が適切に許諾を得ているか、著作権処理がおこなわれているかを確認しましょう。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)で提供されている画像も数多くあります。CCライセンスには複数の種類があり、条件によって利用方法が制限されています。非営利目的でのみ利用可能な「非営利(NonCommercial)」、改変を許可しない「改変禁止(NoDerivatives)」、作品共有時に同一のライセンスを適用することを求める「継承(ShareAlike)」などもありますので、画像に適用されているCCライセンスの種類を見極め、適切に利用することが求められます。
クレジット表記について
フリー素材を利用する際、画像のクレジットを表記することが求められるケースがあります。クレジット表記の方法は、 利用規約によって細かく指定されていることがあります。たとえば、画像のすぐ近くに著作者名とリンクを表示するよう定められているサイトもあれば、著作者名の記載のみ求めているケースもあります。画像を加工する場合は、加工後の画像にもクレジットを表記する必要があります。
利用規約によっては、サイトやアプリの目立たない場所に著作権表示をまとめて記載するなど、ユーザーの利便性を損なわない形でクレジットを表記することも可能です。いずれにせよ、クレジット表記を求められる場合は、利用規約に即した形で確実に表記し、トラブルを未然に防ぐことが必要です。
まとめ
この記事では、フリーで利用できるおすすめの画像素材サイト13選を紹介しました。すべて商用利用可能で、クレジット表記も不要であるため、ビジネスでも利用しやすい素材サイトばかりです。写真画像を探す際は、ぜひ参考にしていただければと思います。ぜひ利用規約を守りながら、効果的に画像を活用してみてください。
また、当サイトで紹介していないフリー素材を利用する場合の注意点についても解説しています。素材サイトのデータを使う場合は、かならず利用規約を事前にチェックしましょう。