7日、Figmaは『Figma Community』にてクリエイターがファイルやウィジェット、プラグインの販売をすることできる機能をリリースしたことを発表しました。
このアップデートによって、クリエイターは外部Webサイトや支払いサービスを必要とせず、Figma Community内で自身の作ったリソースから収益をあげることができるようになります。また、買い切りでの販売のみならず、プラグインの販売ではサブスクリプション課金も可能となっており、リソースの種類に合わせた最適なマネタイズ方法を選択することができます。その他、Figmaは有料リソースに対して、使用回数や期間にもとづいた無料トライアルを提供する仕組みも提供。販売手数料は15%とのこと。
Figma Community内で、有料リソースのフィルタリングやリスト上での料金体系の確認が可能に
質の高いリソースを探すユーザーにとっても、外部サイトなどを使用せずにFigma Community内でリソースを探し、支払いを完結できるという大きなメリットがあるアップデートとなっています。
リソースの販売はリリース発表時現在、招待制での機能となっており、「多くのユーザーに利用されている無料リソースを最低1つ提供していること」が条件となっているようです。この条件に当てはまらず、Figma Communityでのリソース販売を行いたい場合にも、ウェイトリストからの申請が可能となっています。
あわせて、Figmaは無料でリソースを提供するクリエイターのための助成プログラム、「クリエイターファンド」の開始も発表しています。
出典: Figma Releases: ✨ New ways to find, share, and sell resources on Figma Community