Adobeは今月のMAX Londonカンファレンスにて、Photoshopの新機能として更新されたActionsパネルを発表するとのこと。
このパネルは同社初のクリエイティブエージェントの基盤として機能する予定であり、画像を分析して背景から人を削除したり、被写界深度を追加するためにぼかしを提案したりすることが可能である。
これらの編集はワンクリックで実行可能。既存のツールであるDistraction Removalの機能を拡張する形となり、電線や柱、背景の人々を自動で削除するという。新しいActionsパネルでは、ユーザーは自然言語を使って1,000以上のアクションをトリガーすることができる。
Adobeの目的は単にワークフローを加速させるだけでなく、エージェントが学習のパートナーとなり、プロセスを効率化しつつ反復作業を簡素化することであるとのこと。ユーザーの創造的自由を維 持しつつ、Adobeはクリエイティブ業界における最もクリエイターに優しいAIのアプローチを構築することを目指している。