Appleは11日、企業や店舗がApple MapsなどのApple製アプリ上で表示される店舗情報を企業側でカスタマイズできるツール「Apple Business Connect」を発表しました。
企業はApple Business Connectを使用すると、店舗情報などを正確に登録できることはもちろん、マップ上で食事の注文やホテルの予約といった特定のユーザーアクションを訴求することができるようになります。
また、Apple Mapsの新機能として登場した「ショーケース」では、期間限定メニューやプロモーション情報をマップのカードUI上に表示することができるようになります。このアップデートにより、ユーザーは道順を検索するだけではなく、行き先の検討にApple Mapsを使用できるようになるなど、より広いユースケースに対応することとなります。
Apple Mapsは、単なる地図としての機能提供の領域を超えて、店舗や企業と顧客間のコミュニケーションツールとしての存在感を強めるこ とを目指していることがわかります。
https://www.apple.com/newsroom/2023/01/introducing-apple-business-connect/
同ツールは、11日より米国で提供開始、今後数ヶ月中に世界中に展開される予定です。