2024年のApple Design Awardのファイナリストが発表されました。Delight and Fun、Inclusivity、Innovation、Interaction、Social Impact、Visuals and Graphics、Spatial Computingなど、さまざまなカテゴリーの優れたアプリとゲームが挙げられています。各カテゴリーには、アプリとゲームの2つの部門があります。
「Delight and Fun」カテゴリーには、楽しくて記憶に残る経験を提供するアプリが掲載されています。例えば、パーティーのアクティビティのように絵を描くことを楽しめる「Dudel Draw」や、日々の感謝を維持するためのアプリ「Bears Gratitude」などが挙げられています。また、unprintedのアプリデザインギャラリーでも紹介している「Rooms」もノミネートされています。「Rooms」は3D空間上に自由に部屋を作って他のユーザーに公開できるアプリです。
「Inclusivity」カテゴリーでは、多様な背景、能力、言語を持つ人々に対応したアプリが紹介されています。「oko」は盲目の人や視覚に障害のある人が街を歩くときに信号の状態をハプティックや音声フィードバックで知らせるアプリです。
「Innovation」カテゴリーのファイナリストは、他の類似アプリから一線を画すAppleの技術的革新を取り入れたアプリです。「Copilot Money」は、家計管理アプリで、機械学習を活用して自動的に予算や投資、支出のデータをカテゴライズしています。
「Interaction」カテゴリーのファイナリストは、直感的なインターフェースを備えたアプリが紹介されています。「Procreate Dreams」は、マルチタッチのインタラクションとApple Pencilをサポートすることで、アートに関する経験に関わらず、ユーザーがキャンバス上での体験を楽しむことができるよう設計されています。
今後の発表が待ち遠しいAppleデザインアワードは、デザインの優れたアプリやゲームを称えるもので、今年も注目のファイナリストがずらりと揃っていますね。