デジタル庁がダッシュボード開発の品質向上と効率化を目指して「ダッシュボードデザインの実践ガイドブック」と「ダッシュボード開発ツールPowerBIのチャート・コンポーネントライブラリ(ベータ版)」を公開しました。
ガイドブックでは、ダッシュボードの開発をスムーズに行えるよう、具体的なプロセスや情報表現方法が詳しく解説されています。これらのツールは政策判断や効果の可視化を助け、正確な共通認識の共有や意思決定の品質向上を促進するとのこと。
『ダッシュボードデザインの実践ガイドブック』デジタル庁
実践ガイドブックは、デジタル庁での実践知識や意見を整理、体系化したもので、行政職員や民間事業者、個人などデータを活用する全ての方に役立ちます。ガイドブックでは、要件整理やプロトタイプ作成を通じた関係者との合意形成などを含むQCD(品質、コスト、納期)改善のためのプロセスが説明されています。また、誤解を生まないようにするための情報表現やレイアウト、効果的なグラフ表現も紹介されています。
『ダッシュボードデザインの実践ガイドブック』デジタル庁
チャートライブラリでは、整理されたレイアウト作成のためのグリッドシステムと、テキストやグラフのサイズやカラーが整備されたグラフサンプルを提供。これにより、ダッシュボードの開発作業を一層効率化することができ、見やすいダッシュボードを作ることが可能となりそうです。
『ダッシュボードデザインの実践ガイドブック』デジタル庁
以上の内容は、デジタル庁の公式サイトから無料でダウンロードできます。