9日、FigmaはFigJamのブランドデザインを刷新したことを発表しました。合わせて、オリジナルの手書きフォント『Figma Hand』を開発したことも明らかにされています。
FigJamの新たなブランドデザインでは、FigJam上の「アイデアの形」と「プロセス」をどのように視覚的表現に落とし込むかを主軸に進められ、コラボレーションツール上でのそれぞれの発想や、リアルタイム性を表現したものとなっています。
https://twitter.com/damiencorrell/status/1623422921191440385
中でも注目を集めているのが、FigJamの中でも使用することができるようになった新たな手書きフォント『Figma Hand』です。FigJamチームは、ポストイットなどを使用するオンラインホワイトボード上で「人間味」をうまく表現する方法として、オークランドのタイプデザインスタジオ「OH no Type Co 」とともに新たなフォントを開発しました。
Figma Handには、2種類のフォントウェイトが用意されており、これもFigJam上での表現の幅を広げる工夫の一つです。さらには、複数の文字を一文字に合体させて表示する機能である「リガチャ」も提供されており、筆記体の表現や、オンラインでのディスカッションで多用される「!!!」をより人間味のある形で表示するための工夫が面白いですね。
「!」は連続表記時に複数の異なるデザインで表示される
Figma Handは、アルファベットのみの対応ではあるものの、FigJamで文字のフォントを「キュート」に変更することですぐに利用可能。早速FigJamチームによる新たなフォントのデザインを試してみてはいかがでしょうか?
出典: https://twitter.com/damiencorrell/status/1623422921191440385