デザインツールFigmaが、新たなバリアブル項目へのバインドを可能にする機能追加を発表しました。
これにより、インナーシャドウ、ドロップシャドウ、レイヤーブラー、背景ぼかし範囲といったエフェクトの設定項目や、線の太さ、レイアウトグリッド、レイヤー不透明度のそれぞれ数値や色にバリアブルをバインドすることができるようになります。
Some updates to variables! You can now bind variables to:
— Figma (@figma) December 6, 2023
- Individual corner radius
- Effects
- Layer opacity
- Layout grid
- Nested instances
- Stroke weight
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具体的には、インナーシャドウやドロップシャドウでは、位置のX座標、Y座標、ぼかしの範囲、広がりの4つの項目、そしてエフェクトの色がバインド対象 となるそうです。また、レイヤーブラーと背景ぼかし範囲では、ぼかしの範囲が、線の太さでは、上下左右それぞれの線の太さがバインド対象となります。
また、ネストされたインスタンスのバリアントへのバインドも新たに可能となりました。これにより、文字列バリアブルをコンポーネントの親インスタンスだけでなく、ネストされたインスタンスのバリアントプロパティにもバインドできるようになりました。
さらに、ユーザビリティ向上の一環として、バリアブル作成ウィンドウのサイズを自由に変更できるようになったとのことです。