Figma製品内でカスタマイズ可能な仲間、FigPalsが大きな反響を呼んでいる。FigPalsは、4月1日から2週間限定で利用可能だったが、ユーザーの支持を受け延長された。猫をモチーフにしたものが特に人気であり、FigPalsは1.5百万以上保存され、25万回以上のフィードバックを受けた。
FigPalsの開発は、Figmaの年次イベント「Maker Week」での実験から始まった。インターン当時のGalaxia Wu氏が発案したアイデアがもとで、このプロジェクトは成長した。ユーザーはFigPalsに感情的に愛着を持ち、自分のペットをモデルにしている人もいるとのこと。
FigPalsは、Figmaのコアバリューの一つである「遊び心」に基づいて設計された。チームは楽しさを追求し、隠し要素も盛り込んでいる。赤いヘビがカーソルを追う様子など、開発者自身もその魅力に引き込まれたと語る。
Figmaは4月の最初の日に毎年「April Fun Day」を開催する。FigPalsはその一環として発表されたが、ノスタルジックなトーンと共に広告キャンペーンも展開した。1990年代の玩具広告を参考にしたプロモビデオも制作され、コミュニティの支持を得た。
FigPalsの永続を望む声に応え、FigmaはFigPalsをステッカーとして利用できるようにした。Configに参加したユーザー向けのサプライズも用意され、多くのFigPalsファンが今後も彼らの存在を楽しむことができるとのこと。