Figmaでは、これまでサイドメニューに自分用の「下書き(Drafts)」スペースがあり、ユーザーが自由に使用することができました。Figmaはこれらを任意のチーム配下に移動するように求めるとのことです。
https://help.figma.com/hc/ja/articles/18409526530967
移行期間中は、新たに「移動が必要なドラフト(Drafts to move)」というスペースが作成され、そこから適切なチームに一度に移動することが可能とのこと。またどのチームにも属さないような個人的な下書きファイルがある場合は、別途個人用のスターターチームを作成して下書きを格納することができます。
https://help.figma.com/hc/ja/articles/18409526530967
この変更によりチームと関連付けられた下書きは、自動的にチーム内の他のユーザーに公開されることなく、高度なプロトタイピングやパスワード保護、あるいは開発モードなどチームが加入している有料プランの機能を利用することができるようになります。
なお、このアップデートは既存のユーザーに順次展開されていくとのことです。
Figmaはこの変更を料金体系に関する改善を図るための足がかりとし、フリーランサーのニーズへの対応やライセンス管理の簡素化に向けて取り組んでいる模様。