Figma社は9月24日のリリースノートライブストリームで、デザイナーやクリエイター向けに多くの新機能を発表した。
まず、Figmaに新しいAppleおよびGoogleのデバイスフレームが追加された。これにより、最新のiPhoneやApple Watch、Android端末のデザインを簡単に取り扱うことが可能となる。
さらに、オブジェクトの回転と複製機能の改善が行われ、ユーザーがオブジェクトを複製した際に、元の回転を維持したまま続行できるようになった。
また、オートレイアウトの操作性が向上し、ユーザーは「Hug」や「Fill」の高さと幅の属性を素早く設定できるようになった。MacOSのFigmaデスクトップアプリでは、これらの操作にキーボードショートカットを割り当てることも可能に。さらに、Figmaのファイル一覧に表示されるサムネイルは、より一般的な16:9のアスペクト比で標準化され、ユーザー体験の一貫性が高まる。
FigJamも注目のアップデートを受けた。新しい形状ピッカーで形状の切り替えがより簡 単になり、よく使う形状が優先表示されるようになった。また、ブレインストーミングの際に役立つ付箋の色、著者、スタンプ数、スタンプタイプでの並べ替えも可能に。プロフェッショナルプランのユーザー向けに、カスタムスライドデッキテンプレートの提供も開始。これにより、チームや組織でテンプレートの公開がより容易になった。Figma Slidesはモバイルデバイスでの閲覧が可能となり、どこからでもプレゼンテーションへの参加が可能とのこと。
さらに、YouTube動画の埋め込み機能やテンプレートスタイルの管理改善がなされた上、色やテキストスタイルの統一管理がスライドモードとデザインモードの両方で可能になり、より使いやすくなった。
出典: New updates announced on the Sept ‘24 Release Notes livestream