Figmaはブランドの価値提供をデザイナーからプロダクト開発全体へと拡大していく中で、そのブランドイメージの刷新にも取り組んできました。その中で、カラーパレットやイラストレーションスタイルの変更に加え、タイプファウンドリーGrilli Typeと協力し新たなカスタムフォント「Figma Sans」を開発したとのことです。
https://www.grillitype.com/commissions/figma-custom-font
Grilli Typeのチームは、フォントをブランドビジュアルに適応させるために、多くのフィードバックを反映したとのこと。Figmaのブランドチームも、形状、ライン、パターン、色などの要素とフォントの進化を同時に探求。その結果、ブランドの新しいビジュアル要素との完璧なマッチングが実現したとのこと。
Figma Sansは、60種類の静的フォントと6種類の太さの5つのファミリーからなる書体となり、コンテキストが要求するあらゆるものに対応する光学サイズを提供できるように設計されています。大規模なスケールで使用されるディスプレイ体はブランドの個性を伝えることに重点を置いている一方、テキストスタイルは、より実用的な本文やUI上での使用に最適化されています。
Figmaはデザイナーだけでなく、プロダクトチーム全体を巻き込むプラットフォームとして成長しており、この新たなフォントはその象徴としてブランドを表現していくことになりそうです。
出典