2025年4月15日、FigmaがSEC(証券取引委員会)にS-1ドラフトを提出したことが公表された。この提出により、FigmaはSECの審査を受けた後、株式公開の可能性を検討する選択肢を得ることになった。本発表は、1933年証券法に基づくルール135に従ったものである。
Figma, Inc.は、クラスA普通株の新規公開を目的としてForm S-1を提出。株式公開のための株数や価格範囲は未定であり、SECの審査が完了するまで具体的な勧誘や販売活動は行わない方針とのこと。
なお、Figmaの公式ブログでは、この提出が株式の売却提案を意味しないことが明示されており、詳細は今後のSECの審査完了後に公表されると述べている。Figmaではデザインのアクセスを広げるため、技術革新やAIによるデザインツール提供にも力を入れている。特にAIを活用した新機能の開発が進行中であることから、デザイン業界に与える影響が期待されている。
出典: Figma has confidentially submitted a draft S-1 with the SEC | Figma Blog