株式会社モリサワは、創業者である森澤信夫氏による邦文写真植字機(写植機)の発明から100周年にあたる2024年に向けた記念プロジェクトを開始したとのことです。この機械は、「光学写真の原理で文字を現して組む」という新たな印刷技術で、アナログ時代の出版・広告・デザインの発展に大きく寄与しました。このプロジェクトでは、その写植機を一部デジタル化した再現版を作成。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000390.000010848.html
完成したのは現在、数台のみしか存在しない「MC-6型」のデジタル化再現版。現像工程を経ず、モニター上で文字の版下を確認できるようになりました。これには、植字体験しながら写植機の仕組みを理解できるという特長があります。この再現版は、モリサワの展示ゾーン(ショールーム・大阪)にて公開しており、希望者は見学できるとのことです。