株式会社モリサワは、デザインコラボレーションツール「Figma」に対応したフォントプラグイン「PMF by Morisawa Fonts」を発表。これにより、Figma内でモリサワのフォントを利用可能となる。このプラグインはモリサワがFigma向けに初めて提供するものであり、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」のライセンスがなくても使用できるとのこと。
近年、Figmaをはじめとするクラウドベースのデザインツールが普及し、フォントを取り巻くデザインワークフローも変化。モリサワは新しいデザイン体験を支援するために、チーム全員がフォントを適用して確認や編集ができる効率的なワークフローを提供することを目指した。この無料プラグインは主にUI/UXデザイナーやコミュニケーションデザイナーに、新たなフォント利用の手法を提案する。
主な機能として、 多彩なモリサワフォントの利用が可能である。代表的な提供フォントには「UD新ゴ」「リュウミン」などがあり、フォントライセンスがなくても編集やコラボレーションができるパス化機能を備える。また、字間調整や縦書き機能(β版)などのタイポグラフィ調整も可能とのこと。
具体的な利用シーンは、プロトタイピングやデザインシステム策定のためのフォント検証として、またバナー制作やSNS投稿へのフォント選定などが挙げられる。Figmaコミュニティから無料でダウンロードができる。
モリサワは「文字を通じて社会に貢献する」を社是とし、今後もクリエイターに高品質なフォントを提供し続けることを目指している。フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」はグローバル展開も進行中で、シンガポールでも販売が予定されている。
詳細情報は公式リンクから確認可能であり、プラグインのダウンロードもそこから行えるとのこと。
出典: モリサワ Figma向け無料プラグイン「PMF by Morisawa Fonts」をリリース 〜クリエイターのコラボレーションに向けた新たなデザインワークフローを提供〜