「note」を運営するnote株式会社は、AIを活用した新たな事業展開を担当する100%子会社「note AI creative株式会社」を設立しました。新子会社は、「AIによる創作のバリューチェーンの革新」をコンセプトにし、「大規模言語モデル」を利用したコンテンツ分類、モデレーション、リコメンド等のメディア運営、創作支援ツール、業務効率化ツールの開発を行う予定とのことです。
note社は2014年のサービス開始以来、AIを活用したサービスを展開しており、これまでに膨大なコンテンツから読者に最適な記事をレコメンド機能で提案したり、プラットフォームを健全な場に維持するために記事や画像の分類、パトロール業務をAIで行ってきました。さらに、生成AI「ChatGPT」が公開された直後の2022年11月には、クリエイター向け創作機能「AIアシスタント(β)」の提供を開始しています。
note AI creative社の設立により、noteの開発スピードは加速し、ユーザー体験の向上が期待されます。また、外部へのサービス提供も視野に入れ、AI領域における新たな事業展開を目指すとのこと。新会社の代表取締役社長には、note社のCTOである今 雄一氏が就任しました。