Salesforce傘下のSlackは、このたび大規模なデザイン変更を行うことを発表。これまで、ワークスペースの使い方によってはメッセージのやりとりやチャンネルの管理が複雑になりがちでしたが、新しいデザインはこれらの課題を解決することに焦点を当てているとのこと。
https://slack.com/intl/ja-jp/blog/productivity/a-redesigned-slack-built-for-focus
新デザインでは、まず「Home」セクションが新設され、チャンネル、DM、アプリが表示されます。このホームセクション内の「DMs」では、他のメッセージングアプリやメールアプリと同様に、一覧表示されたメッセージが表示されます。これにより、チャンネルやワークスペースを問わず、すべてのチャットを一か所で管理できるようになります。つまり、今までそれぞれのワークスペースやチャネルを開いて一つずつ確認する必要 があったDMを一箇所で確認、管理できるようになるようです。
https://slack.com/intl/ja-jp/blog/productivity/a-redesigned-slack-built-for-focus
サイドバーの下部には、「統合された受信箱」を意味する「Activity」ウィンドウがあり、こちらでも全てのSlackワークスペースのメッセージやメンション、リアクションを一つに集約して表示します。これにより、状況を一覧したり、適切な対応をしたりという働き方が容易になりそうです。
https://slack.com/intl/ja-jp/blog/productivity/a-redesigned-slack-built-for-focus
さらに、Slackの「Huddles」ビデオチャット機能や新機能の「Canvas」作成ボタンなどが、各チャットウィンドウの右上隅に配置されています。「Save for Later」機能も改良され、簡単にさまざまなものを保存して後でチェックすることができます。
この新しいデザインは、新規登録者にはすでに提供されており、既存のユーザーにも今後数カ月かけて展開される予定とのことです。
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