ニュースレタープラットフォームのSubstackは、ユーザー間でのプライベートな1対1の会話を可能にするダイレクトメッセージ(DM)機能を導入したと発表しました。この機能は、Substackアプリとウェブサイトの「Chat」タブから利用できます。デフォルトでは、ユーザーは自分が接続している人からのみDMを受け取ることができます。他のメッセージは「Requests」フォルダに格納され、受け入れるか否かを選択できます。
昨年、SubstackはTwitterのクローンである『Notes』を立ち上げ、その数ヶ月後には他のユーザーをフォローできるようになりました。現在は、ニュースレターの配信を主に行っているSubstackが、ソーシャルネットワークの機能を徐々に取り入れている様子がうかがえます。この新たなDM機能の導入は、その傾向を一層強化するものとなりそうです。
また、Substackは新たにレコメンデーションシステムをアップデートし、作家が読者にオススメの刊行リストを共有できるようになりました。これにより、作家同士が互いの影響力を拡大し、読者やフォロワーの増加を図ることが 可能となります。一方、Substackは過激な内容のニュースレターに対しては規制を行わず、「分散化したコンテンツモデレーションのアプローチ」を採り続けると表明しており、一部の著名な作家たちからはSubstackの離脱が表明されています。
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出典: Substack gets more social with the launch of DMs | TechCrunch