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デザインへのダークパターン使用などに関し、Tinderを運営するMatch Groupを複数のユーザーが訴訟

2024.02.21編集部
デザインへのダークパターン使用などに関し、Tinderを運営するMatch Groupを複数のユーザーが訴訟

アメリカのデートアプリ大手、TinderやHingeの運営元であるMatch Groupは、ユーザーがアプリに長時間依存するようデザインされているとして複数のユーザーから訴訟を起こされています。

原告は、Matchがユーザーに対して意図的に依存性を持たせるような"隠されたアルゴリズム"を使用していると主張しており、このような設計は真剣に恋人を探しているユーザーを裏切るもので、企業の利益を増加させるためだけの措置と指摘しています。

さらに、この集団訴訟ではMatchがユーザーに対して「ダークパターン」と呼ばれるデザインを使用しているという主張がなされており。これは、ユーザーが本来購入するつもりのない商品やサービスを購入するように誘導するテクニックで、これらによってMatchは不当に利益を得ていると訴えられています。

一方Match Groupは、この訴えが「全くの根拠のない主張」であると反論。「私たちのビジネスモデルは広告収入やエンゲージメント指標に基づいていません。私たちは日々、ユーザーがデートに向かいたくなるように努力しています。この申し立てを否定する者は、私たちの業界の目的や使命を理解していない」との声明を発表しています。

カバー画像クレジット: sodawhiskey - stock.adobe.com

出典: Tinder and Hinge dating apps are designed to addict users, lawsuit claims

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