アクセシビリティ

都内美術館・博物館のウェブアクセシビリティ調査、CULUMUが無料診断を提供

2024.12.24編集部
都内美術館・博物館のウェブアクセシビリティ調査、CULUMUが無料診断を提供

東京都渋谷区に拠点を置く株式会社STYZのCULUMUは、2024年12月13日に都内美術館と博物館のアクセシビリティ対応状況に関する一斉調査レポートを公開した。2024年4月から開始される障害のある人への合理的配慮の義務化を見据え、CULUMUは様々な分野でのアクセシビリティ調査を行ってきた。今回のレポート公開はその第6弾となる。

調査期間は2024年10月29日から11月12日までで、結果として美術館59館中10館、博物館45館中5館がウェブアクセシビリティ方針を公表しているとのこと。しかし、ほとんどの施設がアクセシビリティ試験を未実施であり、試験の普及が課題とされる。

CULUMUは、Webアクセシビリティ対応がもたらす企業の信頼獲得や検索エンジンの順位向上についても言及。利用者層の拡大や持続可能性の向上に寄与することを提案し、初回打合せから結果報告まで一貫したサービスを提供する特別無料診断を実施中。この診断では、定量的な評価のみならず、リードユーザーによる定性的な評価も行うため、より実態に即した改善が可能とされている。

また近年、多くの企業がウェブアクセシビリティを考慮したリニューアルを進めており、対外的な方針の発信も重要性を増している。CULUMUでは、アクセシビリティの専用ページを設け、ユーザーの声をもとにサービスの改善を行っているという。これにより、様々なユーザー層に対してやさしいデジタルサービスの実現を目指している。

同社の今後の展開として、企業やNPOとの連携を強化し、社会的な課題解決を推進すると述べている。CULUMUのインクルーシブデザインスタジオとしての取り組みは、障がい者や高齢者との共創によるデザインの構築を継続して行う予定とのこと。

出典: 【アクセシビリティ調査レポートvol.6公開】これまでの調査で多くの課題を発見。Webアクセシビリティ課題解消へCULUMUの無料診断で解決の第一歩をサポート

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