Windowsが、フォトアプリに最新の編集機能「Generative Erase」を追加したと発表しました。これにより、背景の物体や視覚的なノイズなど、写真から不要な物を削除することが可能となります。また、これまでにリリースされたAI編集機能「Blur Background(背景ぼかし)」、「Remove and Replace Background(背景の削除と置換)」なども、Arm64デバイスおよびWindows 10のフォトアプリで利用できるようになりました。
新機能「Generative erase」は、従来の「Spot Fix」ツールをAIで強化したもので、写真から物体を削除した後も、よりシームレスでリアルな結果を生み出すとのこと。特に大きなエリアを消去する際に顕著な効果が期待できます。この機能を使用するには、「Edit Image(画像編集)」から「Erase(消去)」を選択し、削除したい物体やエリアをブラッシングします。
またWindows 10では、これまでWindows 11でしか利用できなかったAI編集機能が 初めて利用可能となりました。AI編集機能の一部には、いくつかの安定性向上と改善も行われています。
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