Xは昨年10月より、ニュージーランドとフィリピンにて新規アカウントが投稿を行うためには、年額1ドルの支払いが必要という制度を導入しています。この制度は日々増え続けるボットへの対策として取り入れられたものでしたが、これが全市場に導入されるかもしれないとのことです。
この変更は、XのWebサイトとアプリのテキストの変更を検出するアカウント「XUpdatesRadar」により発見されました。月曜日に検出された新しいテキストには、「新しいアカウントは投稿、いいね、ブックマーク、返信をする前に少額の年間料金を支払う必要があります。これはスパムを減らし、皆さんにとってより良い体験を創出するためです。なお、無料でアカウントをフォローし、Xを閲覧することは可能です」と記載されていたとのこと。
また、イーロン・マスク氏も、「新規ユーザーの書き込みに少額の料金を課すことが、止まることのないボットの攻勢を食い止める唯一の方法だ」というツイートをしており、この制度が全市場に展開される可能性は低くなさそうです。
なお、新しい料金体系の施行時期や料金に関する情報はまだありません。ただしニュージーランドとフィリピンでのテストでは料金は1ドルに設定されており、同程度の金額となることが見込まれます。
出典: Twitter/X might charge all new users a 'small fee' before they can post, like, and reply