#デザインの歴史
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- Article・2024.06.24モダニズムの理念を編成し、現代デザインにつなげた『スイス・スタイル』可読性の良いサンセリフ体、グリッド・システム、限られた色数の配色など、わかりやすく読みやすいデザインを作るために取り入れられるこれらの手法は、スイス・スタイルというモダニズムの後期で生まれたデザイン様式が源流となっています。この記事では、特にWebやグラフィックにおいて、現代で私たちが目にするデザインと深く結びついているス イス・スタイルについて紹介します。スイス・スタイルとは、1950年代にスイスで発展しヨーロッパを中心に流行した、グラフィックデザインの様式です。情報伝達のためのデザインを目的と
- Article・2024.01.05バウハウスとは?芸術の規格化を目指し現代デザインの本質 を作った造形学校デザインを学んだ人なら聞いたことがある「バウハウス」。その正体を実はあまりよく知らない、という人もいるのではないでしょうか?実はバウハウスは、現代の私たちのデザインにとても影響を与えているんです。この記事では、バウハウスとは何なのか、そしてバウハウスのどのような取り組みが現代のデザインに通じているのかを紹介します。バウハウスについて知る前に、当時の時代背景にあった「モダニズム」について整理します。モダニズムとは、19世紀末〜20世紀初め(日本の明治時代)に起きた、主に建築や絵画、文学などの芸術分
- Article・2024.05.16UIデザインとは?UXとの違いや設計のポイントを分かりやすく解説UIデザインとは、ユーザーがサービスをスムーズに使い、その価値を最大限に享受できるようにプロダクトの設計をすることを意味します。特に、アプリやWebサービスなどのプロダクト自体がサービス提供者とユーザーをつなぐ接点となるITサービスでは、いかにUIデザインを最適化するかがビジネスの成否に直結する重要なポイントとなっています。UIとは、User Interface(ユーザーインターフェース)の略称です。インターフェースには、「接点」と言う意味があり、UIとはユーザーと製品とのすべての「接点」のこと
- Article・2024.11.26デザインとは?すべてのデザインは大量生産を意図した設計図デザインとは、課題解決や目的達成のための「設計」を意味する言葉です。デザインという言葉が使われる分野は多岐に渡り、グラフィックデザイン、UXデザイン、UIデザインなどがありますが、これらすべてにおいて、デザイナーは「設計者」という役割を持つことになります。デザイナーは、課題を解決するための最適な手段を模索、検証し、最終的な設計図を描くのです。しかし、この「デザイン = 設計」という解説は、現代のデザインの背景にある「大量生産」という前提を踏まえないと理解しにくいです。この記事では、一般的な解説か
- Article・2024.02.09UIの基礎と近年のアイコニックなUIデザインの紹介!UIとは、User Interface(ユーザーインターフェース)の略称です。インターフェースには、「接点」と言う意味があり、UIとはユーザーと製品とのすべての「接点」のことを意味します。具体的には、ボタンやフォント、ナビゲーションなどのユーザーがサービス利用時に目にするもの、操作するものすべてをUIと呼ぶことができます。ユーザーはソフトウェアの利用時に大きく分けて「インプット(入力)」と「アウトプット(出力)」という2つの動作をおこなっています。コンピューターに対して命令をするのがアウトプット