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- News・2025.01.20モリサワ、AIを活用した新機能をMorisawa Fontsに追加株式会社モリサワは、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」に、新たにAIを活用した機能を追加した。これには「画像でフォント検索」と「Morisawa Fonts コンシェルジュ」のβ版が含まれる。このアップデートにより、ユーザーはフォント情報を迅速に取得可能になると のこと。また、疑問点にも即時に解答が得られるため、サービスの利用や購入検討がスムーズになると期待される。「画像でフォント検索」は、画像をアップロードするだけで使用されているフォントを特定できる機能である。通
- News・2025.01.20モリサワ、初のバリアブルフォントを含む新書体を2025年2月12日より提供開始株式会社モリサワは、2025年2月12日午前11時より、Morisawa Fontsアップグレード2025年2月版の一環として、新書体第2弾を提供開始するとのこと。今回のアップグレードでは合計37ファミリーが追加される。特に注目されるのは、モリサワにとって初のバリアブルフォントである「DriveFlux」で、シンプルかつシンメトリーな骨格と幾何学的ストロークが特徴。見出しなど、視覚的に注目を集めたい場面での使用が推奨されている。また、欧文スーパーファミリー「Role」にはインドや東南アジアで用い
- Article・2024.11.19iOSはウェイトに注意! iOSとAndroidそれぞれのアプリデザインで使える日本語標準フォントモバイルアプリをデザインする際には、基本的に各OSに標準搭載されているフォントを使用することが多いと思います。もちろん、アプリ配信用のフォントライセンスを購入してアプリに組み込むことは可能ですが、アプリにバンドルするためのフォントライセンスはダウンロード数によって金額が異なるなど、考慮するべき点も多く標準フォントを使うことの メリットを上回るような導入理由はあまりないでしょう。iOSとAndroidで使える日本語フォントといえば、それぞれHiragino SansとNoto Sansですね。では、
- News・2024.09.06Figmaブランドを表現する新たなコーポレートフォント「Figma Sans」が登場Figmaはブランドの価値提供をデザイナーからプロダクト開発全体へと拡大していく中で、そのブランドイメージの刷新にも取り組んできました。その中で、カラーパレットやイラストレーションスタイルの変更に加え、タイプファウンドリーGrilli Typeと協力し新たなカスタムフォント「Figma Sans」を開発したとのことです。Grilli Typeのチームは、フォントをブランドビジュアルに適応させるために、多くのフィードバックを反映したとのこと。Figmaのブランドチームも、形状、ライン、パターン、色
- News・2024.09.06人気フォント「筑紫オールドゴシック」に4つの新ウエイト追加!6ウエイトに拡充フォントワークス株式会社は、2024年9月5日(木)、人気書体「筑紫オールドゴシック」に4つの新しいウエイトを追加したとのことです。「筑紫オールドゴシック」は、フォントワークス書体デザインディレクターの藤田重信氏が2014年に設計した全く新しいゴシック体で、金属活字時代の雰囲気を持ちながらも現代的なデザインが特徴です。漢字や仮名の引き締まったふところと伸びやかなはらい、筆の名残を感じる豊かな抑揚が特徴です。新たに追加されたのは以下の4ウエイトです。R(レギュラー)M(ミディアム)D(デミボールド
- Article・2024.07.02ラグジュアリーな書体の代表格『Didot』と『Bodoni』の使い分けファッション誌やハイブランドのロゴとしてよく使用されていることから、高級でおしゃれなイメージがある書体「Didot(ディド)」と「Bodoni(ボドニ)」について、その成り立ちや使い分けに役立ちそうなポイントを紹介します。一見するとデザインが似ているDidotとBodoni ですが、それは制作された時代背景と、表現したいコンセプトが同じであったことが理由であると考えられます。Didotはフランスで、印刷業で働いていたFirmin Didot(フェルミン・ディド)によって、Bodoniはイタリアで、
- News・2024.04.12モ リサワ、同社初の和文バリアブルフォント『DriveFlux』を発表モリサワは、同社初となる和文バリアブルフォント「DriveFlux(仮称)」を2024年度中に提供予定であると発表しました。 DriveFluxは新たにデザインされたバリアブルフォントで、シンプルでシンメトリーな骨格と幾何学的なストロークから成っています。また、デザインバリエーションが豊富で、選択が直感的かつシームレスとなる可変機能を備えており、見出しや目を引きたいシーンに適しているとのことです。バリアブルフォントは、従来ウェイトや字幅ごとにフォントファイルが必要だったものを1つのファイルに集約
- Article・2024.06.24エレガント×モダンな唯一無二のサンセリフ体『Optima』の魅力Optima(オプティマ)は、ドイツの書体デザイナーHermann Zapf(ヘルマン・ツァップ)によってデザインされ、1958年にリリースされた欧文書体です。ヒューマニスト・サンセリフ体に分類されますが、一般的な”サンセリフ体”とは少し違うイメージを持った人も多いのではないでしょうか。縦線と横線の太さのコントラストや、セリフを示唆するようなエレメントが残っているため、サンセリフ体なのにセリフ体のようなエレガントさがあるのが、Optimaの特徴と言えます。この特徴はどこから来ているのか、Opti
- Article・2024.06.24視覚コミュニケーションの共通言語『Helvetica』を使いこなそう!フォントを扱うデザイナーなら一度は使用したことがあるHelvetica(ヘルベチカ)。実は時代に合わせて進化していることを知っていますか?この記事では、”現代におけるHelvetica”をテーマに、その魅力を使用事例などを紹介しながら考察します。Helveticaについてアップデートしましょう!Helveticaは最初のリリースから何度かデザインが更新され、時代に合わせて以下の3つのバージョンが発売されています。Helvetica(ヘルベチカ):初代のバージョンNeue Helvetica(ノイ
- Article・2024.06.24Myriadとは?人間らしさを兼ね備えたデジタル環境にぴったりなサンセリフ体WebデザインやUIデザインに携わっていると、Myriad(ミリアド)という書体を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか?歴史のある書体と比べるとまだ新しいフォントではありますが、その人気の秘密を制作された意図や形の特徴を紹介しながら考察してみます。Myriadは、1992年にAdobeのインハウスのタイプファウンダリであるAdobe Originalsから初めてリリースされました。書体デザイナーの ロバート・スリムバックとキャロル・トゥオンブリーによってデザインされ、ヒューマニスト・サン