
SNSのポストやバナー画像、またはOGP画像の作成時など、突然モックアップ画像が欲しくなる時ってありませんか?時間をかけて取り組める場合は、テンプレートを探してPhotoshopで作ったり、Artboard Studioなどの専用ツールを使ったりすると思います。しかし、あまり時間をかけたくない場合は新しいツールの導入やログインをせずにモックアップ画像が作れると良いですよね。
https://smartmockups.com/
今回紹介する『Smartmockups』は、無料かつ登録不要でモックアップ画像を自動作成、ダウンロードできるWebサービスです。ダウンロードで きるサイズも横幅が1280pxとなっており、SNSやOGP画像として使用する際には十分な画質でモックアップを作成することができます。
使いたいテンプレートを選択して画像をアップロードするだけ
Smartmockupsの使い方はとても簡単で、Webサイト上から使いたいテンプレートを探して、埋め込みたい画像をアップロードするだけ。アップロードした画像を使って自動でモックアップ画像を作成してくれます。今回はおそらく利用頻度の高い、アプリやWebサイトの利用体験を想起させるようなiPhoneモックアップを作成してみましょう。
Smartmockupsでは、テンプレートの種類が細かくカテゴリー分けされており、ヘッダーのナビゲーションから「Technology > Smartphones」を選択することでスマートフォンのテンプレート一覧が表示されます。一覧画面内のフィルターを使用してiPhone14, 15などの機種名でさらに細かく絞り込むこともできます。
https://smartmockups.com/mockups/smartphone
テクノロジー関連のカテゴリーではスマートフォンの他に、Apple Watchやテレビ、またInstagramのポストなどのSNS投稿のモックアップも存在します。中には動画を作成してくれるものもあり、その多くが無料で利用可能です。
有料版のものも含めるとスマートフォンのモックアップテンプレートだけでも1,893種類も提供されており、モックアップでの使用を想定されたクオリティの高い写真が多く並びます。すぐにモックアップ画像が作れるというメリット以外にも、そもそも提供されているテンプレートの質が高いことも大きな特徴です。
今回は、こちらのテンプレートを使用します。使用したいテンプレートを選んだら、あとは"Upload from"ボタンで埋め込みたい画像をアップロード。するとテンプレートにアップロードした画像が当てはめられた状態のプレビューを確認することができます。無料版では、細かいカスタマイズはできないものの、これだけでも十分なクオリティのモックアップ画像になっていることがわかると思います。
最終的に完成したモックアップ画像はこのようになりました。
Webサイト上でのモックアップ作成サービスは2024年9月27日までの提供
実はこのSmartmockups、2024年9月27日からは今回紹介したようなWebサイト上からの利用ができなくなり、Canva上のモックアップ機能としてのみ使用することができるようになります。これは、2021年にSmartmockupsがCanvaに買収されていることによるものであり、Canva上でのモックアップサービス提供に集中するための決定であるとのことです。
9月以降は、「すぐに簡単にモックアップが作れる」という訳ではなくなってしまうものの、同等のクオリティのモックアップ作成はCanvaで行うことができるため、テンプレートのクオリティが気に入った方はCanva上での利用を検討してみても良いかもしれません。