
UIデザインやプロトタイプ、またはペルソナシートを制作している時に、「人の顔写真を使いたいけど、権利的に問題のない写真を探すのが大変だし、自分の写真を使うのはちょっと...」という場面はよくありますよね。
『UI Faces』はその名の通り、UI上で使用することを想定したダミーのアバター用顔写真を提供しているWebサイトです。すべての画像がAI生成されているため、写真の人物は実在せず肖像権の問題を気にせず使えることが大きな利点です。UI Facesに掲載されているAI生成画像は、すべて個人用・商用問わず無償で利用可能。
程よくAI生成っぽいのが逆に良いかも?
https://www.uifaces.co/
UI Facesの画像はOpenAIの『DALL-E』を使用して生成されており、少しAI生成っぽさが残る印象です。しかし、デザイン上のダミーアバターとして使用することを考えると、本当のSNSアバターのようなリアルすぎるアバター画像よりも主張が少なくて良いかもしれないですね。
また、大きいサイズで見るとAIっぽさが強く出るものの、プロフィール画像やアバターなどUIの一部に取り込んだ場合は表記サイズが小さくなるため、違和感も感じないと思います。
Figmaユーザーはプラグインで直接写真を挿入できる
UI Facesでは、Webサイト上で写真を選択して個別にダウンロードすることもできますが、UI Facesが提供しているFigmaプラグインを使えば、写真を挿入したいフレームを選択した状態でUI Faces上のさまざまな顔写真を切り替えながら使いたいものを選ぶことができます。UI上で使用することを考えるとプラグインを使うのが一番効率的ですね。
CartoonやAbstractなど、一風変わったアバター画像も
リアルな顔写真以外にも、3Dアバターっぽいテイストの「Cartoon」や線画で表現されて「Abstract」など、一風変わったアバター画像も提供されています。メタバース系のプロジェクトのモックアップなど、使い所によってはうまくマッチしそうですね。
https://www.uifaces.co/
まとめ
今回は、デザイン上でダミーのアバター画像が必要な時に役立つ「UI Faces」を紹介しました。ブックマークしておいて、いざという時に使ってみてください!